2022年3月1日から施行されている「新たな水際対策措置」に基づいて、外国人技能実習生の新規入国者数が増加しています。それに伴い検疫所での検査において、陽性となる外国人の方が急増しています。また、事前手続きが利用されていないことなど、入国時のトラブル事案が多く発生し混乱が広がっています。これらの事前防止のために、監理団体及び実習実施者は下記事項について徹底するように心がけましょう。
出国前における感染防止対策の徹底
出国前 72 時間以内の検査証明書の取得の際に「陰性」を確認しているにもかかわらず、入国時の検疫検査において陽性となる例が一部の国・地域からの入国者にて多数確認されています。これらの入国者の感染防止を図る観点から、以下の対応を行うよう入国予定者に対して強く要請を行いましょう。
① 各国政府が推奨している医療機関等で出国前検査を受検する。
② 出国前検査受検後、可能な限り他者との接触を避ける。また、個室で過ごし一人で食事をする。
③ 出発までの待機中や日本までの航空機内でもマスクを着用し、こまめに手指消毒を行う。
なお、外国人技能実習機構のWebサイトに多言語のリーフレットが掲載されているので、入国予定者にあらかじめ配布するようにしておきましょう。